ツルニチニチソウの花が咲いていました。我が家の庭にあるのは、斑入りの葉のツルニチニチソウでしたが、今回ポットで咲き出していたのは緑葉のツルニチニチソウでした。
さて、このツルニチニチソウは、どこからやって来たものなのか?
ツルニチニチソウは、キョウチクトウ科のツルニチニチソウ属(ビンカ属)で、つる性の多年草または亜低木です。英語圏では、Vinca major, bigleaf periwinkleで知られています。
(ワンポイント)
*繫殖力が旺盛な常緑植物です
*グランドカバーやハンギングに向いています
*挿し芽で簡単に増やせます
*斑入りのものより緑葉のものの方が花付きが良い
(ツルニチニチソウの花言葉)
「幼なじみ」「生涯の友」「楽しい思い出」「優しい追憶」
これらの花言葉は、フランス革命に影響を与えた「社会契約論」を書いた、哲学者ルソーの自伝『告白』にちなんでいます。ルソー15歳、ヴァランス男爵夫人29歳の時に二人の出会いがあり、別れと出会いを繰り返した青年時代でした。ルソーは男爵夫人との昔を懐かしみ書いた自伝の中で、ツルニチニチソウを見かけ、他愛ない会話を楽しんだ遠い恋の思い出を記していると言われています。
ちなみに、ルソーの自伝「告白」の第6巻に、「パンがないのであればブリオッシュを食べてはどうか」と「たいへんに身分の高い女性」が言ったと書かれた場所があるそうですが、これがフランス王妃のマリー・アントワネットが「パンがないのであればケーキを食べればいいじゃない」と言ったとい流布の出所ではないかと言われています。なぜなら、「告白」が書かれた時、マリー・アントワネットは、まだ9歳でした。
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