庭に植えた覚えがない花が咲きました。どうもポピーの様で調べてみると「アツミゲシ」だと分かりました。
「ケシ=麻薬」が、頭の中をかすめましたが、まさか麻薬になるケシの花が突然家の庭に咲くわけがないと思いつつ「アツミゲシ」を詳しく調べてみると、「アヘン」が採種可能なケシの一種でした。
「ヤバい花」が咲いてしまった。「明日、引き抜くしかないかな?」と考えてしまいました。
「アツミゲシ」は、1964年に愛知県の渥美半島の沿岸で日本に帰化しているのが発見されたことが「渥美罌粟(アツミゲシ)」の名前の由来です。その時は、自衛隊も出動して火炎放射器で駆除したそうですが、未だ根絶されていなく毎年日本全国で見つかっているようです。
ただ、アツミゲシ(セティゲルム種)の果実は小さすぎるので、一般的にアヘンを採取するケシは、鶏卵大の果実を付けるケシ(ソムニフェルム種)になっています。
日本では、植えて良いケシ(ヒナゲシ、オニゲシ)と植えてはいけないケシ(ソムニフェルム種、セティゲルム種、ブラクテアツム種)があります。
日本では植えてはいけない「アツミゲシ」ですが、ニュージーランドはどうかと言うと、観賞用では植えて良いが、沢山の植えることは禁止されていました。
なので、明日、引き抜く必要はなさそうです。
「ケシ粒のような」という比喩があるように、ケシの種子は非常に小さいとのこと、なのでどこからか飛来したアツミゲシの種子が家の庭に落ちたんだと納得しました。
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