昨日、谷村新司の訃報が突然飛び込んで来た。74歳、早すぎた死を惜しみます。
谷村新司が残した名曲の一つに「昴」があります。この昴(すばる)の歌のサビに「我は行く」というフレーズがあります。それに関して生前谷村新司は、次のように語っています。
「みんな日々の中で夢をどんどん削って、年取っていくわけじゃないですか。でも自分を見詰めてくれている人たちの夢を、せめて自分は背負って、自分は行けるところまでは行きますというのが、“我は行く”という詞の一番言いたかった意味というか」
NZの先住民のマオリは、昴を「マタリキ」と呼び親しんでいます。このマタリキが、NZの真冬の夜明けの空に戻って来た時が、マオリの新年になります。正しくマオリのお正月です。故人を偲び、今あるものに感謝を捧げ、新年の抱負を掲げる日になります。
谷村新司は、人々の夢を背負って、マタリキになってしまったように思いました。
いつまでも空から見守っていて下さい。
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