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散策、冬のモナベールのお庭を巡る

更新日:2023年9月3日


冬のニュージーランドの芝生は冬枯れをしないので、上の写真のように青々としています。今回は、冬のモナベールのお庭を巡ってみました。モナベールは、クライストチャーチの人気観光スポットの一つです。


モナベール(Mona Vale)


モナベールがある場所は、元々はデーンズ家が所有していました。そして、この場所を借りたウイリアム・ウッドがエイボン川を堰止めて製粉用の水車をこの場所に設置しました。1899年にこの場所の4エーカーの土地をカンタベリー冷凍肉会社の社長のフレデリック・ウエイマウスが購入して、家を建てました。1905年にアニー・タウンエンドがウエイマウスから家を購入しました。アニー・タウンエンドは、グレーンマーク大農場を経営していたジョージ・ムーアの娘でした。彼女は唯一のムーアの生き残りの娘で、ムーアの遺産100万ポンドを相続して、当時ニュージーランドで最も裕福な女性でした。彼女は、追加で9エーカーの土地を購入しました。「モナベール」の名前は、オーストラリアのタスマニアにあるアニー・タウンエンドの母親の実家の家の呼名にちなんで付けられました。


1939年にトレシー・ゴフがモナベールを購入しました。彼女は、庭に水蓮の池やシャクナゲ、ツツジや個性的な木々を植えてさらに庭を美しくしました。


トレシー・ゴフの死後、1962年にキリスト教会に売却されますが、教会は不動産会社に売却して、モナベールの屋敷を取り壊し、敷地を細分化して販売する計画がクライストチャーチ市民の知ることになり、一大反対運動が起こりました。結局、1969年6月にモナベールを公共の公園に買えるという目的でクライストチャーチ市が購入することになりました。

そして、現在この綺麗な公園は誰でも自由に訪れることが出来るようになったということです。


そんなモナベールの冬のお庭を散策してみました。春、夏に比べると花の数は全然少ないですが、冬でも十分楽しめる場所になっています。


YouTubeに冬のモナベールの散策の様子をアップしてみました。





モナベールの場所は下記を参考にして下さい。


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